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Dog Food

私達、人間と同じで愛しい子供達のフード選びはとても大切!
だけど・・・・何を参考にして選べばいいの?成分表示って何?
ドライフードとウエットフードどちらがいいのかしら?
そんな貴方に!
フード選びの参考に見てネ!

■□■成長に合わせたフード選び■□■

現在では、子供達の成長段階に合わせて栄養価やカロリーを設定した
ライフステージ別のドッグフードがスタンダード。
成長期である幼犬用のフードは栄養価やカロリーが高めなので
成犬になっても与え続けると肥満の原因になるから注意してネ!

成長段階 生後の目安 フードの種類
授乳期 誕生〜生後30日程度 母乳、代用乳
離乳期 生後30〜60日程度 離乳食
成長期 生後1年程度
(大型犬1年半程度)
幼犬食
(成長期用食)
成犬期 1年〜6,8年程度 成犬食
高齢期 生後6,8年以降 高齢食


■□■ドッグフードに表記されている成分表示の意味■□■

ペットフードは5つの栄養成分の表示が義務づけられていて下記のように表示されています。
粗タンパク質 22.0%以上
粗脂肪 8.0%以上
粗繊維 :5.0%以下
粗灰分 :8.0%以下
水分 :10.0%以下

【粗】って? フードに含まれている栄養分の合計の意味で
【粗たんぱく質】なら、フード中のたんぱく質の合計という事になります。

【%】って? 人間の食品が【たんぱく質○g】と質量で表示されるのに対し、
ペットフードが%表示になっているのは、栄養バランスを重視し
各栄養素の含有量を保証するためです。
栄養上一定量が必要となる
たんぱく質や脂肪は、
最低含有量を保証するという意味合いで「以上」と表示し
水分・繊維・灰分は含有量が多すぎるとカロリーが低下したり一定の栄養素を
摂取できない可能性がある為、
最大含有量を保証するために「以下」と表示されます。

粗たんぱく質
体の筋肉、血液、諸臓器、乳など体組織の成長と修復に必要なアミノ酸を供給する。
粗脂肪
脂溶性ビタミンの吸収を円滑に行うために必要。
又、体内に蓄積し、炭水化物として体温の維持にも供給される。

粗繊維
腸のぜん動運動を促し、排便などの便通をよくする。

粗灰分
ビタミン、ミネラルの微量元素(鉄、銅、マンガン、亜鉛、コバルト、ヨウ素など)。
ミネラル
主にカルシウムやリンで骨格形成、酸素の活性化、体液、浸透圧の維持と調整
筋肉の活動、神経機能の保持などに使われる。
水分
酸素に次ぐ必須の物質。体細胞の水分平衡維持、消化、体温調節、代謝など
あらゆるところに役割を保つ
炭水化物
エネルギー源の1つ。筋肉を動かす、呼吸、体温維持等に使われる。
フードの成分表記の中には入っていないが、米粉、トウモロコシ粉の穀物類
大豆などの原材料から摂取される。


■□■ドッグフードの種類■□■

ドライフード ウエットフード・缶詰・レトルト
水分含有量:6〜10% 水分含有量:68〜78%
メリット
■g当たりの単価が安いので経済的
■開封後の保存性がいい
■カリカリ感(ある程度の硬さ)があるので
 歯石蓄積の抑制、歯肉炎、口臭防止になる。
メリット
■嗜好性が高い
■消化がいい
■水分が取れる
デメリット
■消化率が低い
■開封すると酸化しやすい
■嗜好性が落ちる
デメリット
■ドライフードに比べてg当たりの単価が高い
■歯石がつきやすい
■保存性が悪い
アドバイス
■与える時、必ず水を一緒に与える
■食いつきが悪い時は、
 ウエットフードetcと混ぜたりして与える
アドバイス
■ドライと一緒に混ぜて与える
■歯磨きなどの歯の手入れをする
■ガムなどを与え、強く噛む事をさせ
 顎を日頃から使うように心がける
■食欲が落ちた時、夏バテ、病中、病後etcに使うように
 するなどフードの使い分けをする。



■□■原材料について■□■

原材料は、多い順に合計が80%以上になるまで表示しなくてはならないの。
それと、10%以上使用しているものも表示しなくちゃだめ。
あとは表示しなくてもいいんだけど・・・・・
やっぱり100%表示しているものが安心・安全!

ここで注意してほしいのが、
【○○○副産物、ミートミール、ミートエキス
という表記よ。
何だか、あいまいな表現の仕方だけど、これって何だと思う?
このように表示されているものは、
尿・糞便・毛・くちばしなど
人間用の食用部分をとったあとに残るいわば「カス」etcが含まれている可能性が
高いっていわれているわ!
だから絶対、気をつけてあげてネ!


■□■必要摂取カロリーの計算の仕方■□■

下の計算式で、だいたいの1日の必要カロリーを割り出せるわ!
だけど、子供達の個体差も考慮する必要があるわ。
例えば、運動量の少ない室内の子供達は3番の係数を
少なめに設定して計算してネ!

【電卓を使った1日のエネルギー要求量の計算】
★例 1.2kg チワワのうたちゃんの場合★

@ 体重を3回かける
例(1.2×1.2×1.2=1.728)

A √キーを2回続けて押す
例(√√=1.14653135・・・・・・)

B 体重1キロあたりの必要カロリー数132をかける
例(×132=151.342kcal/day)

※、上記の計算式はあくまでも目安となりますのでご注意下さい。